≪日曜連載vol.8~経済的信用について~≫

(諸事情により、タイトルは日曜連載ですが、月曜日の公開となってしまいました。)

皆さんは、クレジットカードをお持ちでしょうか。以前は、「カードを持たない」方が周りにも多くいましたが、インターネットショッピングや携帯(スマホ)の支払い、ETCカードや各種ポイントカードとの併用で作られることもあり、現在では持っている方の割合が増えてきているように思います。

クレジットカードを利用したり、ローンの申し込みをすると、そのデータ(情報)は、信用情報(客観的な取引事実を登録した個人の情報)として蓄積され、クレジット会社が顧客の「信用」を判断するための参考資料として利用されます。

それにとどまらず、金融機関等に融資の申し込みを行った際にも、法人代表者(個人事業主であれば当該個人)の信用情報は確認されることになります。

代表的なのがCIC(株式会社シー・アイ・シー)で、全国の主要クレジット会社など41社が株主となり、「消費者信用取引に係る信用情報の収集・管理・提供・開示」を主な事業内容としています。

そして、ここでは、自身の情報を開示してもらうことができます(1,000円掛かります)。実際に取得してみると、クレジットカードや住宅ローンなど、全てではありませんが、加盟しているカード会社や銀行などでの自身の利用状況が確認できます。

CIC→https://www.cic.co.jp/mydata/pc/procedure.html

信用情報開示報告書のサンプル→https://www.cic.co.jp/mydata/pc/documents/cicsample.pdf

過去の事実を変えることはできませんが、融資をご検討の際は、自身の信用情報を開示してもらい、客観的に自身がどう映るのかを見てみるのも良いでしょう。