コロナ感染を乗り越え、3年越しの東京マラソン無事出走!
2019年9月に当選の喜びを味わい、6ヶ月後の本番に向け、コーチにパーソナルトレーニングをお願いしつつ、高尾山へ走って行き登って下りるトレーニングも混ぜながら、レースも1月にハーフ、2月に30kmとクリアしながらイイ感じで準備をしていた矢先、新型コロナウイルスの感染拡大により、東京マラソン2020への一般ランナーの参加が叶わなくなってしまいました。
権利を移行させた東京マラソン2022も東京マラソン2021延期の影響で中止となり、東京マラソン2021に走れることにはなり、再び高尾山トレーニングと1月のハーフをクリアしていたところ、今度は2月に自身を含めた家族全員がオミクロン株で陽性になってしまい、幸い軽症で済み、直前のPCR検査も陰性で出走できることになったものの、2月月間走行距離まさかの「0km」のまま迎えた3月6日(日)がレース当日でした。
感染対策のため、手荷物預かりはなく、「レースで走る格好でスタート地点に並ぶ」、「防寒着などは捨てずに持って走る」、「スタートまでとゴール後、途中でのトイレなどの際は必ずマスク着用」「給水はゼッケン末尾の数字の表示のある箇所で」と何かと制約の多い大会でした。
私は、ネックウォーマー、リスト(ハンド)ウォーマー着用で並び、身体が暖まってきてからリストウォーマーをマスクと同様、ポケットにしまい、ネックウォーマーをハンドタオル代わりに手に持って走るのはプラン通りでしたし、調整不足から「前半ハーフはジョギング、後半ハーフをハーフマラソンのつもりで走ろう」と考え、実際そのペースでゆっくりと入り、後半ハーフに入ってからは気持ちラップを上げていき、これなら後傾ラップ(前半>後半)で走れるのでは?と思えるくらい、好調で笑顔で走れていました。
しかし、そううまくは運べないのがフルマラソンの難しさで、朝の防寒対策に気を取られる余り、昼になって気温が高くなっている中での日よけ対策が甘く、30km過ぎになり、脱水症状気味になってしまいました。それまでも飲んできたエードでの水分をさらにしっかりと取るようにはしましたが、既に遅かったようで、足が痙攣を起こしそうになる中、ペースダウンしながら何とか走っていました。
その後の様子については、先日掲載された東京新聞の「発言」欄に譲りますが、家族の応援のお陰で最後まで歩くことはなく、無事に走りきることができましたし、目標タイムもクリアできました。年内にもう1回くらい、フルマラソンを走りたいですね。