人事考課表を監修してほしい

地元の企業様からの依頼で取り掛かったのが、新年度を機に導入し、それを基に新年度の定期昇給額を決定したい、という新人事考課制度でした。

中小規模の企業様の場合、トップダウンでスピーディーに進むため、こちらも迅速かつ丁寧な仕事のギアを上げて対応していくことになります。

そのため、納期を確認した上で、「できること、できなくはないが時間を掛けた方が良いこと、できないこと」をそれぞれ簡潔な理由とともに明確な回答を早期に伝えるようにしています。

今回は、先方で既に作られているものがあり、それを2日後までに見てほしい、ということでしたので、全ての評価項目(50項目)に対し私見を述べつつ、お返しをするというやり取りを2度させて頂いた上で、依頼から3営業日後には完成し、実際にお使い頂いたとのことでした。

人事考課制度に限らず、人事制度全般について言えることは、評価対象となる方々や評価者への説明を分かり易く行い、しっかりと伝えていくことだと思います。実は作ることよりも、それを定着させ、当初の導入目的を達成することの方が十倍も百倍も難しいのです。

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